エンプラニュース2020年8月号

2020年8月末日発刊

主な見出し

<1面>

ダイセル 連結子会社であるポリプラスチックス(株)の発行済み株式のうちCelanese corporation(セラニーズ)が子会社を通じて保有する全株式を取得する旨の契約を締結し、完全子会社とすることを決定した。

<2面>

1面つづき

<3面>

帝人 新素材の研究開発におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けて㈱日立製作所との協創を開始する。

積水化成品工業 2021年3月期第1四半期(2020年4月1日~同年6月30日)の連結決算をまとめた。それによると、売上高は前年同期比18・0%減の283億3、800万円、営業利益は同90・5%減の6、300万円、経常利益は同98・2%減の1、100万円となった。

<4面>

帝人 帝人グループの欧州における炭素繊維(CF)事業会社であるテイジン・カーボン・ヨーロッパ社(TCE、ドイツ)は、英国National Composites Centre(NCC)のメンバーとして、航空宇宙産業における次世代製造方法の開発プロジェクトを支援しているが、このほど、さらに大きな貢献を果たすため、メンバーシップの位置づけをこれまでのアソシエイトからTier2へとアップグレードした。

カネカ 「カネカ生分解性ポリマーPHBH®」が、このほど㈱資生堂の化粧品容器に採用された。PHBHの化粧品用途における初めての採用となる。

積水化成品工業 持続可能な社会の実現に向けた取り組みや目標を定めた「SKG-5R STATEMENT」(SKG:積水化成品グループ)を策定した。SKG-5Rは、循環型社会の実現に向けた3R(Reduce・Reuse・Recycle)に、同社グループの独自技術による2R(Replace・Re-Create)を加えたもので、持続可能な社会の実現に向けた同社の活動骨子。

<5面>

睦月電機 金型を用いないで樹脂と金属を直接接合する新開発の接合技術「ラスポーラ」に関し現在、接合設備の販売を見据えたデモ機の製作に着手しており、12月2日~4日に開催予定されている接着接合EXPO(@幕張メッセ)への出展の準備を進めている。

BASF 切削加工用の丸棒などの押出成形用のポリフタルアミド(PPA)「ウルトラミッドAdvanced N5H・UN」を開発した。熱可塑性樹脂の丸棒などの押出成形における世界的リーダーであるドイツのGEHR社は、この新しいPPAを使用して、直径50mmの押出成形品を製造している。

ファイン ブラシ素材に植物由来100%の毛材(ヒマシ油製ナイロン毛)を使用した歯ブラシを秋より段階的に導入する。

<6面>

三菱ケミカル 3Dプリンティング用樹脂パウダーを製造販売するドイツのAM Polymers(AMP社)とPBT樹脂パウダーにおける共同開発および販売に関し独占的な業務提携を行った。これにより三菱ケミカルは初めて3Dプリンティング用の樹脂パウダーを製造販売することになる。

三井化学 オランダ・Chemelot工業区内にある欧州初の自社PPコンパウンド拠点である「Mitsui Prime Advanced Composites Europe B.V.」(ACE)を設立し、年産能力3万㌧の製造設備の建設を進めてきたが、このほど完成し、6月から営業運転を開始した。

三菱ケミカル このほど三菱ケミカルの生分解性樹脂「BioPBS」と日本製紙の紙製バリア素材「シールドプラス®」という、共に再生可能な原料から製造される生分解素材を用いた循環型包装材を共同開発した。

<8面>

帝人 炭素繊維(CF)「テナックス」を使用した中間材料が、このほどエアバス社(本社・フランス)の主力旅客機である「A320neo」の主翼スポイラーの部材として採用された。

三井化学 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~6月30日)を発表した。それによると売上高は前年同期比26・2%減の2、544億8、400万円、コア営業利益は同97・6%減の5億8、300万円、営業利益は4、800万円の損出、四半期利益は23億2,600万円の損出となった。

NCネットワーク 11月12、13日(金)の2日間、ベトナムのハノイで「FBCハノイ2020ものづくり商談会」を開催する。今回は、会場でのリアルな展示・商談だけでなく、新型コロナにより海外への渡航が困難なことから、WEBでのオンライン展示・商談を実施する。

<9面>

国際プラスチックフェア協議会 プラスチックとゴムの専門展「IPFJapan(国際プラスチックフェア)」を11月18~20日3日間、バーチャル展示会「IPFJapan2020Virtual」として開催する。

ソディック 自社製品を紹介するWeb展を開催しているが、初回の工作機械、2回目の射出成形機に続き、「金属3DプリンタWeb展」を行っている。

丸紅情報システムズ㈱ 光学式3D測定機器メーカーである独GOM GmbH(GOM社)製の非接触光学式3Dスキャナ「ATOS(エイトス)」シリーズの新製品「ATOSQ(エイトスキュー)」の販売を開始した。

2020年5月のプラスチック加工機械生産実績

2020年5月のプラスチック及びゴム加工機械貿易実績

<10面>

アルテック より手軽に3Dプリンターを活用できるよう「ストラタシス社製3Dプリンターレンタルサービス」の価格改定をこのほど行った。

2020年5月のプラ原材料生産実績

2020年5月のプラ製品生産実績

2020年6月のプラ原材料統計速報

2020年6月のプラ製品統計速報

PSの2020年6月度の実績


プラスチック・ニュース社

「エンプラニュース」「プラスチック成形材料データBOOK」を発行している会社です。