エンプラニュース2019年4月号

2019年4月末日発刊

主な見出し

<1面>

東レ PPS樹脂が有する高い耐熱性や耐薬品性を維持しながら、世界最高レベルの柔軟性を有した超柔軟性の新規PPS樹脂を開発した。4月から自動車用途を中心に本格提案を開始するとともに、幅広い工業材料分野で用途展開を進めていくが、本格的な材料提案開始に向けて、生産体制の準備を進めている。

<2面>

ナノダックス 世界で初めてグラスウール(GW)入りプラスチック成形機用洗浄剤「eco maru」の適用樹脂がポリカーボネート樹脂(PC)専用のグレード「PCX」を開発上市した。PC/ABS樹脂アロイにも使え、適用温度は240~320℃。

DJK 5月22~24日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2019」に出展。【Trexel MuCell®「T-100J」(Trexel製)による発泡成形】、【Tダイ押出成形機による3種3層のフィルム試作】、【その他】セルロースナノファイバー、CFRP、エンプラといった新素材に対するDJK独自の評価サービスをブースにて紹介する。

旭モールディング 積層成形ブロック「L-CUBE」が、第4回荒川区新製品・新技術大賞の最優秀賞を受賞した。

<3面>

ユニチカ 3月27日の取締役会において、社長交代とそれに伴う代表取締役の異動及び役員の異動について決めた。注連浩行代表取締役社長執行役員は代表取締役会長に、新たに代表取締役社長執行役員には上埜(うえの)修司代表取締役常務執行役員が就任する。異動日は定時株主総会開催日の6月27日。

<4面>

パナ・ケミカル 3月12日から15日までの4日間、東京ビッグサイトで開催されたNEW環境展2019において、「資源プラ」というコンセプトでシステムや買取品を紹介するとともに、自社と処理機メーカー9社で形成する「プラスチックリサイクル・ビレッジ」を70小間スペースで展開。また発泡スチロールリサイクルコーナーで同社のシステム紹介はもちろん、処理機の実演、発泡スチロール協会の展示など総合的な仕組みがひと目でわかるようにし好評を博していた。

<5面>

ブッス・ジャパン 次世代向けの新型連続混練機「COMPEO(コンペオ)」の販売をこのほど開始した。COMPEOはブッス社が開発した単軸往復動混錬押出機(ブッス・ニーダー)の各種シリーズの特長を1つにまとめ、様々な材料のコンパウンドに対応できるオールラウンダー機。

コベストロジャパン DICとの合弁会社である、ディーアイシー コベストロ ポリマー(株)(DCP)の出資比率を2019年4月1日付で変更、これにより、DCPの出資比率はコベストロジャパン80%、DIC20%となり、DCPはドイツ・コベストロ社の連結子会社となった。

<6面>

スーパーモルダー会4月例会

~奥野製薬工業の最新プラスチックめっき技術について

住友化学工業 2019~2021年度の中期経営計画を策定。スローガン「Change and Innovation 3・0~For a Sustainable Future~」の下、2021年度で売上収益2兆9、500億円の経営目標達成のために、基本方針で掲げた「次世代事業の創出加速」や「デジタル革新による生産性の向上」などの重要経営課題に取り組んでいく。

<7面>

PLAMO 射出成形切削加工用素材「IMPブロック」の販売が好調。同ブロックは同社独自開発のボイドレス成形技術のIMP工法で製造した切削加工用素材。

アールエフ X線CT装置「NAOMiーCT」が自動車などの工業部品から食品容器等まで幅広い用途分野で急速に採用が拡大。

<8面>

ホーライ 3月12日から15日までの4日間、東京ビッグサイトで開催されたNEW環境展2019に、ダンゴブロック粉砕機DB-3048型、超コンパクト&低馬力の2軸粉砕機KR-2060型、1軸粉砕機Z-562型、1軸破砕機EH6090型、2軸破砕機KM40100型、新型ボトル減容機HSP205E型など優れた機械を出展、また大きさが揃ったきれいな破砕・粉砕・微粉砕各サンプルも多数展示し、いつものように高評価を受けていた。

<9面>

日本産業機械工業会プラスチック機械部会 押出成形機の2019年の市場動向調査報告書のまとめによると、好調であった前年並みに推移するとみられる。

1月のプラスチック加工機械生産実績

1月のプラスチック、ゴム加工機械輸出入実績

<10面>

2019年1月のプラ原材料生産実績

2019年1月のプラ製品生産実績

2019年2月のプラ原材料統計速報

2019年2月のプラ製品統計速報

PSの2019年2月度の実績

GSアライアンス ポリ乳酸と、セルロースナノファイバー(CNF)を複合化させた生分解性の材料を用いて、射出成形によりスプーン、ナイフ、フォークのカトラリーを試作した。商品名はセルロースナノファイバーの“Nano”と日本の技術ということで “Sakura”を組み合わせ“Nano Sakura”。

プラスチック・ニュース社

「エンプラニュース」「プラスチック成形材料データBOOK」を発行している会社です。