エンプラニュース2018年6月号
2018年6月末日発行
主な見出し
<1面>
ナノダックス 3Dプリンター用グラスウール(GW)強化PPフィラメント「3Dmagic」の新たな用途として、義足、義足補助具や骨折時などの石膏ギブス代替用サポート装具(代替ギブス)、また塗装用や蒸着用、スパッタリング用のマスキング治具を提案していることを機械要素技術展で明らかにした。同社は企業のCSR活動としてカンボジアで義足プロジェクト支援活動を進めている。また代替ギブスに関してはすでに韓国で治験を開始している。
<2面>
JSP 新中期経営計画「Deeper&Higher2020」を発表した。同計画では「更なる深化と成長」を中期ビジョンとし、差異化戦略の推進、成長戦略の推進、経営基盤の強化を基本方針としており、2020年度には2017年度比、売上高は20.8%増の1,380億円、営業利益も同じく20.8%増の110億円、営業利益率は8%を目標としている。
クラレ ポリビニルアルコール樹脂値上げ
<3面>
弘英産業 ベトナム現地法人「コウエイトダインダストリーズジョイントベンチャーカンパニー」でのプラスチック成形加工や再生含むプラスチックコンパウンド加工のOEM受託製造元の募集をこのほど開始した。
<4面>
スーパーモルダー会6月例会
~加藤理士事務所 加藤秀昭所長による「精密成形技術と製品開発への応用」について
クレハ いわき事業所において、PPS樹脂の製造設備を増強する。2020年9月完工、2021年2月稼働予定、年産5千㌧規模。
<5面>
NEW環境展(5/22~25、東京ビッグサイト)
~ホーライ 従来機に比べ、よりコンパクトで、処理能力は同社既存機の3クラス上の大型機と同等でありながら、価格は55%と安く高性能な新型微粉砕機XH-3060や破砕機KR-20シリーズ、PETボトル圧縮減容機HSP型などを出展
<6面>
~パナ・ケミカル 「資源プラ」というコンセプトの周知に力を入れるとともに、自社と処理機メーカー9社で形成する「プラスチックリサイクル・ビレッジ」を70小間スペースで展開した。「資源プラ」とは、これまで廃プラとされてきたものをリサイクル処理された「資源プラ」、廃棄されるべき「廃プラ」と区別するべきではないかという提案から始まり、「資源プラ」とすることで「資源となるプラスチックを製造する」という意識が生まれ、モチベーションもアップし、安定した品質、より品質が向上した「資源プラ」が提供され、また業界の地位向上にも貢献につながっている。
<7面>
~日本シーム 内容物の粉砕処理と包装資材の破袋・分離・回収を同時に行う新システム「切りセパ」の展示実演や、連続式ラベル剥離機「LSシリーズ」のライン展示、新規開発品として、渦巻き水流型洗浄機兼用湿式比重選別機「流選なると」の小型サイズ「ミニなると」を展示した。
平成30年2月のプラスチック加工機械生産実績
平成30年2月のプラスチック、ゴム加工機械輸出及び輸入実績
<8面>
佐藤ライト工業 半導体/エレクトロニクス用途向け圧縮成形母材、自動車や各種産業分野向け特殊コンパウンドなど、高機能性樹脂材料の開発および生産体制の拡充を図るため、あのつ台工場において、5月下旬から第2工場の建設に着手した。
セイコーエプソン 6月1日、新興セルビックの全株式を取得し、エプソンの100%子会社とした。
ソルベイ 提携関係にあるヘルスケア用コンパウンドメーカーの米Foster社は、このほど各種産業製品を手掛ける東海電気との間で日本における独占販売代理店契約を締結した。これにより、日本国内におけるソルベイのPSU「ユーデル」およびPPSU「レーデル」のヘルスケア用グレードの供給対応が拡大することになった。
<9面>
ソルベイ 大動脈弁修復に特化した初の内部弁輪形成器具であるBioStable Science&Engineering社のHAART300 Aortic annuloplasty Device向け手術用器具中の主要な部品の樹脂として、生体適合性を有するPPSU「レーデル」が採用されたと発表。
プライムポリマー ガラス繊維強化PP「モストロンーL」の生産設備を同社姉崎工場に新設する。新設備能力は3,500㌧/年で、2019年9月営業運転開始予定。
ブロー成形機の2018年の市場動向~日産機まとめ
日本プラスチック機械工業会 5月25日に第44回通常総会を開催、新年度の事業計画を承認した。
<10面>
平成30年3月のプラ原材料生産実績
平成30年3月のプラ製品生産実績
平成30年4月のプラ原材料統計速報
平成30年4月のプラ製品統計速報
PSの平成30年4月度の実績
ユニチカ 岡崎事業所の産業資材用ポリエステル長繊維の生産設備を増設、生産能力を700㌧/年アップし、現在の300㌧/年から1,000㌧/年となる。増設対象製品は産業資材用バインダー長繊維等複合繊維で、2019年9月稼働予定。
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