エンプラニュース2018年5月号

2018年5月末日発行

主な見出し

<1面>

ポリプラスチックス エンプラを粉末状にする新規のパウダー化手法を見出し、同社が持つエンプラのPPS「ジュラファイド」、POM「ジュラコン」、PBT「ジュラネックス」、LCP「ラペロス」、COC「トパス」の真球状パウダーを開発した。エンプラパウダーは3Dプリンタの粉末焼結積層造形法の造形材や炭素繊維強化熱可塑性樹脂のマトリックス樹脂向けに期待できるとして、サンプルワークを開始した。

<2面>

三菱ケミカル 樹脂改質技術による画期的な相分離構造を持つモルフォロジー制御により、耐薬品性や長期耐久性などの環境信頼性を大幅に向上させたバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」の新グレードを開発した。

ポリプラスチックス 6月1日出荷分より液晶ポリマー「ラペロス」の全グレードの価格を国内現行価格プラス50円/㎏、海外は同プラスUS$0.50/㎏値上げする。

<3面>

JSP 平成30年3月期連結決算を発表。売上高は前期比4.8%増の1,142億8,400万円となったが、原燃料価格の急騰などにより営業利益は同5.3%減の91億500万円、経常利益は同8.1%減の92億1,700万円、当期純利益は同6.1%減の68億5,300万円と減益となった。

<4面>

スーパーモルダー会5月例会

~大塚化学 稲田幸輔専任課長による「フィラー(ティスモ)入り3Dプリンタ材料の開発」

<5面>

~松井製作所 飯島泰彦主事による「金型熱交換効率維持による成形品質の安定化」について

<6面>

天昇電気工業 平成30年3月期連結決算をまとめた。売上高は前期比1.2%増の155億4,800万円、営業利益は同1.4%減の12億6,100万円、経常利益は同8.8%減の11億6,000万円、当期純利益は同16.0%減の8億1,000万円と増収、減益となった。

天昇電気工業 4月24~27日に上海で開催されたCHINAPLAS2018に出展、同社の加工技術を生かしたプラスチック製品に様々な機能性とデザイン性を付加することが可能な「華飾」技術と、金型加熱技術により高光沢製品を生み出す特殊成形技術について紹介、約2,000人が来場し注目を集めた。

<8面>

弘英産業 プラスチック成形加工業や再生加工業など、プラスチック加工事業を対象にしたM&Aコンサルタント事業に一段と注力、現在関西圏で大型クラスの射出成形機を有する大型生産会社のM&Aを検討中である。同社は長年にわたるプラスチック業界におけるネットワークとノウハウ、またM&Aに関わる幅広い四角も有していることから、2016年より対象をプラスチック加工事業に特化したM&Aコンサルタント事業に本格参入している。

<9面>

平成30年2月のプラスチック加工機械生産実績

平成30年2月のプラスチック、ゴム加工機械輸出及び輸入実績

押出成形機の2018年の市場動向~日産機まとめ

<10面>

平成30年2月のプラ原材料生産実績

平成30年2月のプラ製品生産実績

平成30年3月のプラ原材料統計速報

平成30年3月のプラ製品統計速報

PSの平成30年3月度の実績、1~3月度の実績

積水化学 6月21日出荷分から塩化ビニル関連製品とポリエチレン関連製品の価格を値上げする。

プラスチック・ニュース社

「エンプラニュース」「プラスチック成形材料データBOOK」を発行している会社です。