エンプラニュース2018年1月号

2018年1月末日発行

主な見出し

<1面>

迎春写真

<2面>

スーパーモルダー会1月例会

~アールエフ 産業機器事業部、斯波部長による「X線産業CT(コンピュータ断層撮影装置)『NAOMiーCT』について」の説明。X線産業コンピュータ断層撮影装置「NAOMiーCT」(商品名)はシェア№1を獲得している医療用X線CT技術を基に、産業用断層撮影装置として開発した、非破壊かつ自在に、あらゆる角度・寸法・素材に対し、3Dで観察できる産業用CT。高性能でありながら280万円という低価格、特別な資格は不要で誰でも簡単に操作でき、場所を取らないコンパクトさなどが特長。

<3面>

~東レ 伊藤明生事業部長による年頭の挨拶

三菱ケミカル マツダと共同で、自動車の大型外装意匠部品にも適用可能なバイオエンプラ「DURABIO」の新グレードを開発し、同グレードが「マツダCX-5」のフロントグリルに採用されたと発表。「DURABIO」は再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを使用したバイオエンプラで、耐衝撃性・耐熱性・耐候性・などの点で、従来の一般的なエンプラよりも優れた性能を有している。

クラレ PMMA成形材料「パラペット」の価格を1月15日出荷分より50円/㎏値上げした。

<4面>

太陽日酸と東邦化成 これまで機能性付与が困難であった、ふっ素樹脂の一種であるPCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)に、世界で初めて安定的な導電性、かつ優れた耐薬品性・クリーン性を付与した高機能ふっ素樹脂「トーフロンPCTFE」帯電防止・導電性グレードを共同開発した。太陽日酸が持つ「長尺カーボンナノチューブ」及び「ふっ素樹脂へのCNT均一複合化技術」と、東邦化成が持つ「ふっ素樹脂の成形加工・応用技術」を持ち寄ることにより開発したもの。

出光興産 「自動車の安全・最新技術を支える出光の高機能プラスチック」と題した説明会を開催。シンジオタクティックポリスチレン樹脂(SPS)「ザレック」を電装部品へ用途展開、ポリカーボネート樹脂「タフロン」を照明用途へ採用拡大を図る。

三井化学 自動車などの工業製品における新製品の開発支援企業である(株)アークを買収。両社における会社基盤の更なる拡大と、両社技術の相互活用によるグローバル市場での持続的な成長をともに実現するもの。

日立製作所 ダイセルの協力のもと、IoTを活用し、経営情報から製造現場の状況までのKPI(主要業績評価指数)を一元的に「見える化」する経営・製造ダッシュボードを開発。これにより経営者層、工場管理者層、ライン監督者層それぞれの視点から経営改善や生産性向上を図るために有用な情報を定量的かつタイムリーに把握することで、スピーディーな意思決定を実現できる。日立では今後、同システムをIoTプラットフォーム「Lumada」の産業分野向けソリューションコアの一つとして国内外の製造業向けに積極的に展開を図っていく。

<5面>

4面記事のつづき

<6面>

ユニチカ 様々なブロー成形工法や自動車ダクト部品の性能要求に適用可能な、ブロー成形用ポリアミド樹脂製品群を開発した。自動車エンジン部品の吸排気用を中心としたダクト・配管向けに、製品開発・用途開発を進め、2022年度に10億円の販売を目指す。

積水テクノ成型 雨水貯留システム「クロスウェーブ」が、昨年11月にドイツで開催された国連気候変動枠組条約第3回締約国会議のサイドイベントの一環で、日本企業による適応グッドプラクティス事例として発表された。

ソルベイ インプラント医療器具向けに、変性PEEK樹脂で、射出成形用の30%炭素繊維強化樹脂「Zeniva®ZA-600CF30」を発表した。この新材料は非変性PEEKの2倍の強度を持ち、軽いため医療器具などの縮小軽減が可能。耐クリープ性に非常に優れ、長期的な疲労によるひずみにも耐える。

平成29年10月のプラスチック加工機械生産実績

平成29年10月のプラスチック、ゴム化工機械輸出及び輸入実績

<7面>

6面記事のつづき

ナノテク展 2月14~16日、東京ビッグサイトで開催。フラーレン、カーボンナノチューブ、複合材料、セルロースナノファイバーなどの材料関係他、加工装置などが出展される。

<8面>

DMP2017レポート(上)

~2017年11月28日~12月1日、中国・東莞市の廣東現代国際展覧センターで開催された。会場は過去最高の1,463社(現地出展を含む)の出展者がホール1~7を埋め尽くして大盛況となった。

<9面>

8面記事つづき

~DMP2017オルガナイザーPCESのEddie Leung Tin Fu社長挨拶

<10面>

平成29年10月のプラ原材料生産実績

平成29年10月のプラ製品生産実績

平成29年11月のプラ原材料統計速報

平成29年11月のプラ製品統計速報

Secualと積水化学 積水化学のフィルム型色素増感太陽電池を活用したスマートセキュリティセンサーを共同開発。今後、製品化に向けた更なる改善を行い、Secualより2018年度販売を目指す。

プラスチック・ニュース社

「エンプラニュース」「プラスチック成形材料データBOOK」を発行している会社です。