エンプラニュース2021年2月号

2021年2月末日発刊

主な見出し

<1面>

ポリプラスチックス このほど「ADAS(先進運転支援システム)部品向け材料・技術紹介~センサー部品編~」を公開した。センサーの中で、レーダーではより低誘電特性、低吸水性のPBT「ジュラネックス®」の開発を進めており、ブラケットでは低反り性を有する「ジュラネックス」733LD及び7407グレードそれらの部品に要求される材料特性と候補材料、またレーザー処理による艶消しの技術について紹介した。

ポリプラスチックス ドイツ⼦会社であるTOPAS Advanced Polymers社(TAP社)の環状オレフィンコポリマー(COC)「TOPAS®」が、ドイツのアーヘンに拠点を置く独立試験研究所のInstitut cyclos-HTPにより「リサイクル可能な材料」として認証された。

<2面>

ポリプラスチックス ADAS部品向け材料・技術紹介~センサー部品編~

<3面>

天昇電気工業 導電性プリント基板収納ラック「テンサートラック」の新製品で、より安全・安心な実装を実現した「M7テンサートラックPlus」を1月20~22日の3日間、東京ビッグサイトで開催された第35回インターネプコンジャパンに出展し、初披露した。

東レ ポリアミド6(PA6)が持つ高い耐熱性、剛性、強度を維持しながら、繰返し折り曲げ疲労耐久性を従来の15倍まで飛躍的に高めた、しなやかでタフな新規ポリマー材料を創出した。

<4面>

積水化学工業 世界で最も持続可能性の高い100社「2021 Global100 Most Sustainable Corporations in the World index」に選出された。この選出は4年連続6回目となる。

積水化成品工業 持続可能社会の実現に向けて、同社製品の環境貢献を見える化のため、環境貢献製品ブランド「サスティナブル・スタープロダクト」のロゴマークを制定した。今後、同社グループの「サスティナブル・スタープロダクト」には同ロゴを標記する。

エボニックインダストリーズ e-モビリティ向けに軽量の高電圧バッテリーハウジングをパートナー企業らと共同開発した。

カネカ 塩化ビニル樹脂の価格を3月1日出荷分より現行価格より15円/kg以上値上げする。

<5面>

弘英産業 成形ロス品や廃プラスチックなどをペレットに加工しリサイクル事業を行う鴻巣工場(埼玉県鴻巣市)の本格稼働を開始した。

<6面>

秋田県産業技術センター 日本油機のベント式可塑化ユニットを装備したベント式射出成形機を導入、「フィラー高充填樹脂コンポジットの精密成形技術の開発」の研究に着手した。

日本油機のベント式可塑化ユニットとは…「原料定量供給装置『ハングリーフィーダ』」「新規ベント機構」「使用樹脂に最適なスクリュ」(要望によって対応)から構成されたユニット。

<8面>

ケミトックス 新たに比較トラッキング指数(CTI)試験装置を5台増設し、10台体制とした。これにより試験スピードを大幅アップし、お客の要望に迅速に対応している。ちなみに10台のCTI試験装置を所有している試験所は国内唯一。

三菱ケミカル 新型コロナにより3Dプリンティング市場が一気に拡大しているが、この状況をニュー・ノーマルと捉え、同市場が一段と拡大するとみて3Dプリンティング用樹脂事業を本格始動する。

<9面>

BASF ZMP、ビー・アンド・プラスと共に、充電インフラストラクチャ―ソリューションに対する需要の高まりに応えるため、自律型ワイヤレス充電を可能にするコンセプトロボット「MobiPOWER(モビパワー)」を開発した。 

2020年11月のプラスチック加工機械生産実績

2020年11月のプラスチック及びゴム加工機械貿易実績

<10面>

クラレ EVOH製品(エチレン・ビニルアルコール共重合体)の価格を2月22日出荷分より20円/kg値上げした。

2020年11月のプラ原材料生産実績

2020年11月のプラ製品生産実績

2020年12月のプラ原材料統計速報

2020年12のプラ製品統計速報

PSの2020年12月度の実績

<11面>

プラスチック循環利用協会 独自の調査結果と公的データを統合して「2019年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」を作成し発表した。

プラスチック・ニュース社

「エンプラニュース」「プラスチック成形材料データBOOK」を発行している会社です。